コミュニケーションカレッジのメソッド

1970年代にアメリカの臨床心理学者トマス・ゴードン博士(1918年~2002年)が心理学をもとに創案した、互いがわかり合い、心が通う関係になるコミュニケーションのとり方を身につけるプログラム(ゴードンメソッド)です。

ゴードンメソッドの特長

自分らしさの発見

あなたが満足できる幸せはあなたにしかわからないのです。 あなたの幸せのこたえはあなたの中にあります。 あなたが「どう感じ」「何を大切にしているのか」、自分の正直な気持ちに気づき、自分らしさを見つめます。

言ってもいいんだ~自分の本音

自分の本音を言わずに我慢していると、それが積り積もって爆発したり、そこから逃げだすことになりかねません。自分の想いは言わなければ相手に伝わらないのです。でも、抵抗や対立を恐れて言い出しにくいもの。 じつは、こちらが本音を言うと相手も本音を言いやすくなり、両者の関係が深まるんです。本音も言い方次第で人間関係が大きく変化します。

コツがわかるからシンプルな自分でいられる

人間関係をより良くするために「いつ」「どんなコトバでいうのか」がわかるので、無駄な努力や心配が減り、シンプルでさわやかな自分でいられます。   ゴードンメソッドには人の理想論や精神論はありません。 いたらないところもある、あるがままのひとりの人間として、心に寄り添い、向き合いながら、お互いが幸せに成長し合える人間関係を深めていく方法です。   ひとりの人間として対等な人間関係を築く方法は、全ての人間関係を温かいものに変えました。その人が本来もつ力を引き出し合う「対話の力」は、本人の内的モチベーションを高め、自己の可能性の目覚めを促し、人生を主観的に切り拓く健全な精神を育てます。

人間関係の世界的権威者トマス・ゴードン博士

アメリカの臨床心理学者、ゴードンメソッドの創案者 来談者中心療法の第一人者カールロジャース博士(1902年~1987年)のカウンセリング理論の後継者の1人です。

 

カールロジャース博士アクティブリスニングが誰でも使えるようわかりやすく整理されています。

 

本プログラムはゴードン博士が専門としていたリーダー訓練法を元に作られています。 個人として尊重される対等な人間関係を基に、お互いの欲求に配慮しつつ、問題の本質を捉えて、メンバー全員で問題を解決することでやる気を引き出し、生産性を上げるリーダー訓練法が生かされています。

 

ゴードンメソッドの体系的なコミュニケーションの方法は、あらゆる人間関係に有効です。
子育て、教師学、介護・医療分野など、人間関係に役立るメソッドとして活用されています。

 

トマス・ゴードン博士は1997年、1998年、1999年に、平和な人間関係づくりのための効果的なコミュニケーションについての功績が認められ、3年連続でノーベル平和賞にノミネート。 1999年に、アメリカの心理学財団から長年の心理学での功績に対し、ゴールドメダルを授与されました。 その表彰状には次のように記されています。 「トマス・ゴードンは、親密で永続的な人間関係を築き維持していくためのひとつのモデルを創りあげた。人間関係についての抽象的な概念を、

国内外の実績と評価

世界47ヶ国以上、500万人以上が受講しています。 ・では親業訓練協会がプログラムを提供。国に400名のインストラクターがおり、すでに5万人の方が受講されています。 ・法務省保健局の親向けハンドブックに掲載されています。 ・精神科医、心療内科医、カウンセラー、教師、看護師、介護士から多大な支持を受けています。

ゴードンメソッドの具体的考え方

問題所有の原則

ゴードン博士は、人はそれぞれに「個性」と「能力」を持っており、それは人との関わりによって伸びると考えました。   人との関わりには3つのタイミングがあります。   「相手がイヤな時」 「自分がイヤな時」 「どちらもイヤでない時」   効果的に問題を解決することで、「どちらもイヤでない時」つまりお互いの心地よい時間を増やすこと がトレーニングの目的です。   「相手がイヤな時」 効果的な対応方法:受動的な聞き方、能動的な聞き方   「自分がイヤな時」 効果的な対応方法:わたしメッセージ、環境改善、勝負なし法、コンサルタントになる

人間関係に悩んでも安心していられる理由

人間が二人いると、必ず対立が起こります。 それは、別の感じ方や考え、人格をもつ人だからです。   ゴードンメソッドでは、対立はお互いの真実の瞬間と捉え、お互いの欲求を明確にしつつ、お互いを配慮して一緒に解決する方法があるので、人間関係がさらに深まります   このように、対立を建設的に解決する知恵と経験こそ、人間関係の問題に巻き込まれない強いメンタルを身につけることができるのです   自分らしく生きるための知恵と、価値観の違う人達との共に生きる知恵がなければ、子育ても人生も、誰かの評価や価値観が気になったままではないでしょうか。 もったいないことです。

メソッドのご紹介